2018/12/06 更新
プラセンタ注射という言葉を耳にすることがありますが、ヒトや動物の胎盤(プラセンタ)から抽出されたエキスの有効成分を注射や内服により私たち人間の体内にとりこむ治療の総称を『プラセンタ療法』と呼んでいます。
治療に使われるプラセンタエキスの成分には、アミノ酸、三大栄養素(タンパク質、脂質、糖質)、身体の働きを整えるビタミンやミネラル、核酸、酵素などの生理活性成分、細胞の新陳代謝を促す成長因子などの栄養素を網羅されています。
プラセンタエキスは、製造過程でホルモンなどの生理活性物質やタンパク質はすべて除去されますから、副作用の心配はほとんどありません。それによって、本来女性に備わる生理的機能を復調・正常化します。
多くの医院では、医療用医薬品として厚生労働省から認可された「ヒト由来」のプラセンタ注射薬である「メルスモン」「ラエンネック」を、適正と認可された皮下または筋肉注射で投与しています。
更年期障害、乳汁分泌不全、慢性肝疾患による肝機能障害の疾患がある方は、保険が適応されますが、美容を目的とする場合は、保険適応外となり、自費診療となります。
監修
医療法人皓慈会 浅川産婦人科理事長・院長 浅川恭行
経歴
1993年 | 東邦大学 医学部卒業 |
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1999年 | 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 |
2007年 | 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院) |
2007年 | 日本産婦人科医会 幹事 |
2009年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事 |
2017年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長 |