アフターピル(緊急避妊薬)を服用した後に気を付けることはありますか?
アフターピル(緊急避妊薬)に効果があったかどうかは、服用後すぐにはわかりません。不正性器出血や妊娠初期の出血と月経と区別できない場合もありますから、もし出血があった場合などは、すぐにかかりつけの医師の指示を仰ぎ、再来院してくたさい。
アフターピル(緊急避妊薬)を服用したにも関わらず、無防備な性行為を続ければ、また妊娠してしまう可能性があります。もし、妊娠を避けたいという気持ちがあるのであれば、医師に相談のうえ、適切な避妊方法を実行してください。
レイプされたときには、公的援助が受けられると聞きました。
レイプなど性暴力の被害に遭った際は、警察の介入のもと申請すれば、緊急避妊薬の公費援助が得られます。
現在、当院では、援助金の取り扱いはありません。
該当の方は、内閣府男女共同参画局のWEBサイトをご確認ください。
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72時間を超えてしまいました。どうしたらよいですか?
基本は72時間以内(なるべく早めに)の服用が必要ですが、 120時間以内であれば、ある程度の避妊効果が期待できるともいわれています。 気付いたらできるだけすみやかに医師に相談してください。ときどき、夜間に緊急外来を受診する人を見かけますが、急病ではありませんから、翌朝、通常の診療時間内に受診するようにしてください。
監修
医療法人皓慈会 浅川産婦人科理事長・院長 浅川恭行
経歴
1993年 | 東邦大学 医学部卒業 |
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1999年 | 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 |
2007年 | 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院) |
2007年 | 日本産婦人科医会 幹事 |
2009年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事 |
2017年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長 |