面倒で低用量ピル(低用量経口避妊薬)を毎日飲むのを忘れてしまいそうです。
たとえば、食事のとき、歯を磨くときなど、毎日必ずすることと一緒に低用量ピル(低用量経口避妊薬)を飲むようにしてはいかがでしょうか?
低用量ピル(低用量経口避妊薬)を飲むのが習慣になるまでは、スマホや携帯にアラームをセットしておくのもお勧めです。
友達にもらった低用量ピル(低用量経口避妊薬)を飲んでもいいですか?
低用量ピル(低用量経口避妊薬)の種類によっては服用方法が異なる場合があります。場合によっては低用量ピル(低用量経口避妊薬)を飲んではいけない人もいるので、必ず医師の診察を受け処方してもらうようにしましょう。
低用量ピル(低用量経口避妊薬)に保険は適用されますか?
健康な女性の避妊が目的の場合、保険は適用されません。
しかし、子宮内膜症を伴う月経困難症や機能性月経困難症の治療目的での低用量ピル(低用量経口避妊薬)処方は保険適用となります。
低用量ピル(低用量経口避妊薬)を飲むのに年齢制限はありますか?
特に病気がない女性であれば、医師が必要と診断すれば10代でも服用してかまいません。
低用量ピル(低用量経口避妊薬)を服用することで思春期に多い月経困難症をコントロールしたり、子宮内膜症を予防したりする効果があります。
40歳以降でも、閉経前の人は妊娠の可能性があります。喫煙経験がない健康な女性が避妊を希望する場合は、医師の診断の下に低用量ピル(低用量経口避妊薬)の服用は可能です。
また更年期障害や骨粗しょう症、高脂血症などの予防改善も期待できます。
監修
医療法人皓慈会 浅川産婦人科理事長・院長 浅川恭行
経歴
1993年 | 東邦大学 医学部卒業 |
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1999年 | 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 |
2007年 | 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院) |
2007年 | 日本産婦人科医会 幹事 |
2009年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事 |
2017年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長 |