プラセンタの原料を教えてください。
当院では、日本国内で満期正常分娩によって出産した「ヒト」のプラセンタを原料としています。
原料となるプラセンタは、出産されるお母様の血液検査を実施、ウィルス等で汚染されている可能性のないことを確認したうえで収集します。また、1980年1月以降にヨーロッパに通算6カ月以上滞在経験のある方のプラセンタは除外されます。
さらに、工場がプラセンタの原料を受け入れる際に、5つのウイルス<B型肝炎、C型肝炎、後天性免疫不全症候群(エイズ)、成人T細胞白血病、リンゴ病>について、改めて検査することでその安全性を再確認しています。
これに加えて、最終製造工程では、未知のウイルス汚染対策として、プラセンタの高圧蒸気殺菌も行っています。
このような2重、3重の安全対策を経て製造されたプラセンタの製品は、最終製品試験でウイルス等の病原性物質に関する確認試験が行われ、安全性を最終確認したうえで出荷されています。