プラセンタを服用すると太るって本当ですか?
プラセンタ注射を受けることにより体調が良くなって、ふだんより食事がおいしく感じられるようになるため、つい食べ過ぎてしまうことはあるかもしれません。肌にハリが出てふっくらとして見えていることもあります。
しかし、プラセンタ注射には基礎代謝を上げる作用がありますから、痩せやすい体質になるともいえるでしょう。
妊娠中にプラセンタ注射をしても大丈夫ですか?
プラセンタが胎児に対する影響や生殖能力、多胎妊娠の可能性などがないことは、試験で確認していますので、ご安心ください。ただし、妊娠されている方は、必ず医師に申し出てください。
長期にわたって、プラセンタ注射を継続しても大丈夫ですか?
大丈夫です。10年以上週2、3回、プラセンタ注射を続けている方もたくさんいらっしゃいます。
どんなとき、どの程度プラセンタ注射をすればいいのですか?
疾病時には、最初の2週間は可能な限り、毎日プラセンタ注射することをお勧めします。その後は、効果を持続するために、週に2~3回程度に減らします。プラセンタ注射で投与する量やその回数は、病気の程度や状態によって異ります。必ず医師の指示に従ってください。
また健康な方で、美容や疲労回復、若返りなどを目的にプラセンタ注射をされる場合は、週 2、3回を目安とします。特に疲れたときや、肌のくすみや化粧ののりが気になる場合は、カンフル剤的に利用することをお勧めします。
なぜプラセンタは身体にいいといわれているのですか?
プラセンタには、他の組織や臓器に含まれていないさまざまな生理活性物質を合成し、胎児が母親のおなかの中にいる約10カ月の間に、1個の胚細胞をおよそ60兆個まで増殖させ、さまざまな臓器や器官を作り上げる働きがあるからです。
監修
医療法人皓慈会 浅川産婦人科理事長・院長 浅川恭行
経歴
1993年 | 東邦大学 医学部卒業 |
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1999年 | 社団法人日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医 |
2007年 | 東邦大学医療センター大橋病院 産婦人科講師(病院) |
2007年 | 日本産婦人科医会 幹事 |
2009年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事 |
2017年 | 医療法人皓慈会 浅川産婦人科 理事長・院長 |